VR卓報告写真で今年を振り返ってみる

 この記事はその② 非公式卓すき Advent Calendar 2025の16日目の記事です。
 15日目の担当はhibiさんで「AffinityでシナリオPDFをつくってみる」でした。Affinityが無料になって一部の人類が盛り上がってたけど、何のことか知りませんでしたがDTPとかできるやつだったんですね。暇ができたら触ってみようかな~。
 17日目の担当はKTYさんで「VRTRPGかD&Dのなにか」です。KTYさんはVRでよくD&Dを遊んでるので、何の話が出てくるのか楽しみです。

adventar.org

前置き

 文章読むのめんどくさければ前置きはすっ飛ばしてください。

 みなさん、卓報告はしていますか? 多くの人がSNSでやってる、TRPGを遊んだことを投稿するアレです。界隈や人によっては卓報告の文化は無かったりするのでやったことが無い人もいるかもしれませんが、現在の日本のTRPG界隈で最大人口を誇るCoC文化圏では卓報告が活発に行われているように見受けられます。卓すきでも多くの人が卓報告をやっていますね。僕が最近やった卓報告はこんなのです。

 オンセで遊んでるみなさんはココフォリアのスクショを撮ったり、立ち絵ディスプレイを作ったりして卓報告をしていると思います。同じノリでVRTRPGを遊ぶとVR集合写真を卓報告に使います。なんならVRで捏造写真を撮ったりもします。みんなのアバターの見た目はいい感じだし、VRの遊び方として「写真を撮る」っていうのはそこそこ主流の楽しみ方になっているので、VRTRPGを遊んでいると気軽に写真を撮る流れになります。それをついでに卓報告に使っちゃおう!って感じでぼくはよく卓報告に卓中の写真や集合写真を使っています。

VR卓報告

 ここまで前置きです。

 そういうわけで、今年のVR卓報告写真(あるいはVR捏造卓写真)で見栄えがいいやつを取り上げてみて、今年の卓を振り返っていきます~。

3/8 シノビガミ「刃魔正忍記」

 YOYOGI MORIというアバターストアさんから、「こいつ絶対PC1でしょ」みたいなアバターが出たので、そいつがPC1になりそうなシナリオとしてシノビガミ刃魔正忍記を遊んだときの写真です。PL全員YOYOGI MORIアバターを使って遊んだので、か、顔がいい~~~。顔が良すぎるので、卓後に写真撮影会を2時間ぐらいやってました。

4/5 幻想ナラトグラフ「返して!私のスマホ

 ナラトグラフで遊ぶときは、なんとなく東方キャラ再現アバターとか東方コスアバターとかを用意してしまいます。ナラトグラフのGMをよくやってくれてる人から「ハードルが上がるからヤメロ」って怒られます。でもやりたいじゃんね? オリジナルのキャラクターより、原作が存在するキャラを再現する方が拘るべきポイントがわかりやすくて再現しがいがあるのかもしれない。

4/6 歯車の塔の探空士「ソラクジラ撮影実習」

 スカイノーツはVR映えしやすいシステム筆頭と一部で言われており、この卓も撮れ高(?)が高かったですね。この卓は何故かシナリオ作者がPLで参加した謎回でもありました。VRTRPGやってみたかったんだって。新しい界隈を開拓してるとたまにそういう謎イベントが発生します。そういうわけで(?)このときは気合を入れてスチームパンクっぽい衣装をして、ソラクジラを撮影してきました。

5/6 ハシラノカミ「甲府盆地奪還作戦」

 ハシラノカミはバカでかい神柱という存在が出てくるんですが、VRではクソでかい円筒を取り出すとそのまま神柱を再現できてみんなでウケてました。みなさんも表紙を検索して再現度を確認してみてください。戦闘はイカツイ近代武器を手に戦うので、イカツイ武器の3Dモデルを用意したりしました。

8/24 マモノスクランブル「?」

https://citlali.natsuneko.com/r2/584e301a-fa46-41fe-ae34-c96faf577c35/e10a0bf8-e72c-4a3f-8e9d-62ea22805e99/medium

 からすば晴先生がマモブルの野球シナリオを何かのイベントでやってたのを知って、シナリオ公開してくれないかな~と思っていた矢先に、からすば先生が「VRで野球っぽいことできるならワンチャン……!*1」ってお返事をくれたのでできらァ!って撮った捏造卓写真です。マモブル世界観で野球っていったらこんなんかな~ってイメージだけで撮影会をしました。

https://citlali.natsuneko.com/r2/584e301a-fa46-41fe-ae34-c96faf577c35/eecfabbf-b62c-4930-918f-62806232e837/medium

9/21 呪印感染「十の災い」

 呪印感染のサプリ「十の災い」の10話キャンペーンを遊んで10画目をやってみるキャンペーン卓です。せっかくのキャンペーン卓なので、キャンペーンNPCを全員アバター再現してみたやつです。まだキャンペーン途中なので楽しみです。

10/2 新クトゥルフ神話TRPG「のっく・のっく・ちゃいむ」

 このシナリオは「PCがオンセを始めたときに異変が起きて自分の部屋を探索する」みたいなコンセプトのシナリオだったので、セッションを遊ぶ前にVRでPCの部屋を作って遊ぼう!みたいな遊び方をしました。変な遊び方してますね。

終わりに

 VR卓写真(あるいはVR捏造写真)はどうでしょうか? 見てて面白いですかね? 遊んでるときは別に写真映りを気にして準備したりはしないんですが、終わった後に写真を見てみると力を入れて準備してるやつは面白い見栄えになってるのもVR卓ならではですかね。最近は卓報告をサボっていますが、これを面白いと思ってくれる人がいるなら来年からまたやる気を出して卓報告しようかなー。(最近は動画で卓報告してるから写真は減ってます)。

Linux ARMマシンでResoniteのHeadlessを動かしたメモ

メモ書き

使った環境:Oracle Cloudの無料のやつ

ResoniteのヘッドレスサーバをARM64で動かしてみた
この記事で作ったbaruさんのヘッドレスを動かしていたので、環境があった

$ uname -a
Linux resonite-headless 6.14.0-1017-oracle #17~24.04.1-Ubuntu SMP Tue Nov  4 16:40:23 UTC 2025 aarch64 aarch64 aarch64 GNU/Linux

手順

mkdir hdl
cd ~/hdl/
wget https://dot.net/v1/dotnet-install.sh -O dotnet-install.sh
chmod +x dotnet-install.sh
./dotnet-install.sh --channel 10.0
cd /usr/local/bin/
sudo ln -s ~/.dotnet/dotnet

cd ~/hdl/
wget https://github.com/SteamRE/DepotDownloader/releases/latest/download/DepotDownloader-linux-arm64.zip
unzip DepotDownloader-linux-arm64.zip

./DepotDownloader -app 2519830 \
  -username YOUR_STEAM_USERNAME -password YOUR_STEAM_PASSWORD \
  -branch headless -branchpassword HEADLESS_BETA_CODE \
  -dir ./Resonite

cd Resonite/Headless/
dotnet Resonite.dll

参照したもの

2025年に遊んだキャンペーン振り返り

 この記事は VRTRPG Advent Calendar 2025 の9日日の記事です。
 8日目の記事担当はasamiさんで、『VRTRPGをテーマに研究を始めた話』でした。軽く話は聞いてたんですけど、ちゃんと進んでいるみたいで結果が出たときが楽しみです。
 10日目の記事担当はiizuna7さんで、『フィルトウィズオンラインについて語る』です。システム紹介ですかね。

adventar.org

はじめに

 みなさん。TRPGは遊んでいますか?
 VRTRPGサークルとらいばーるでは、サークル内で遊ぶ卓の記録を取っているんですが、12/9時点でぼくは2025年に135日程、記録してるシナリオ数で94シナリオ遊んだみたいです。だいぶ頭がおかしいなと思うんですが、記録を見返して気づきました。キャンペーン遊びすぎじゃね?
 ということで、今年遊んだキャンペーンの振り返りをやっていこうと思います。

D&D5e アイススパイア山の竜

https://citlali.natsuneko.com/584e301a-fa46-41fe-ae34-c96faf577c35/09767a7f-bf81-49c4-80ce-ea439df5cec9/medium

期間: 2024/2/15~2025/1/28 (計22回)
役回り: DM

 D&D公式から出てるデラックス・プレイ・ボックスのキャンペーンシナリオです。以前にスターターセットの「竜たちの島ストームレック」キャンペーンをDMしたんですが、そのときのPLが「またD&Dやりた~い」って言ってたので立てたキャンペーンです。適当にだらだらやってたので1年ぐらいかかる長期キャンペーンになりました。
 シナリオ自体はフォーゴトン・レルムのファンダリンを拠点にして、ソードコースト地方のいろんな場所に赴いてクエストを解決するキャンペーンでした。ファンダリンの町長がお家に引きこもってるのに冒険者にクエストを依頼するので、町長とPCたちのやり取りが毎回面白かったですね。クエストもPLたちに選んでもらう形式で遊んだので、久しぶりにオープンワールド的なTRPGをした気がします。Beyondで買ったソースブックに続編があったのでまたやる気が出たらDMやろうかなー。

SW2.5 大鉄道祭の響宴

期間: 1/10~4/25 (計12回)
役回り: GM

 SW2.5の公式のボックスセットのキャンペーンです。SW2.5のボックスセットは程よいボリュームで遊べて、コンポーネントとかがオシャレなので、発売が予告されてから遊びたかったんですが、このときやっと日程がやりくりできそうになったので立てました。
 “鉄道とお祭りと料理の街”キングスフォールを舞台に、冒険者ギルドのメンバーで「大鉄道祭」に出す特別メニューを作るための魔物食材を狩ろう!というキャンペーンでした。料理担当のNPCがいるので、PCたちは魔物を狩ってくるだけでしたが、だいぶモンハンみたいな気持ちになりました。12クエストあったんですが、各クエストはちょっと探索判定して戦闘を1~2回やれば終わるボリュームなので、1クエスト1時間半前後で終わりました。1セッション短時間で終わってもよいですし、1度に2クエストずつやってもちょうどいい時間で終われると思います。短時間で遊べるキャンペーンを探している方にはオススメです。あと出来上がった料理にレシピとかコメントとか付いてて面白かったです。

シノビガミ 刃魔正忍記

https://citlali.natsuneko.com/00e8ce77-b9fb-476d-b8fa-ba98ae240c90/15c2d788-b632-4a21-8a90-44f2b711dfd8/medium

期間: 2/8~3/8 (計3回)
役回り: PL

 シノビガミの公式シナリオ集正忍記・認に載っている公式キャンペーンです。とらいばーるで何度か行われているYOYOGI MORIアバター統一卓で、明らかにPC①顔の東雲くんを入れて遊ぶ卓として遊びました。卓内総額で10万円は超えてそうです。気の狂った贅沢な遊びですね。
 シノビガミのキャンペーンは初めて遊んだんですが難しいですね。でもやりたい構成がけっこうやれたので楽しかったです。戦闘ではまあまあ負けて、最終話のエンディングでキャラの目的は果たせなかったんですが、それはそれで味のある演出になったので満足です。

ハシラノカミ 甲府盆地奪還作戦

期間: 5/3~5/6 (計3回)
役回り: PL

 去年発売された新作システムのハシラノカミのルルブ掲載シナリオがキャンペーンだったので、GWに一気に遊ぼうぜ!のやつでした。
 実際にハシラノカミを遊んでみて、けっこうタワーディフェンスの気持ちになれるなーという感想でした。でもPCがハシラノカミという精霊?神使?みたいなポジションで、普通の人間とは違う存在だったのでじゃっかんロールプレイがやりづらい気がしました。システム的にも、HP相当のリソースを削れば高火力が出せるんですが、キャラが死ぬと次のキャラが強くなるから毎回命を使い切って死んでね❤みたいなデザインのはずなんですが、NPCたちの反応は死んで欲しくないみたいな感じなのでやりづらいね~って気持ちになりました。新しいシナリオ集が出るみたいなので、もうちょっと遊んで味を確かめたいです。ところで電子書籍はいつ発売するんですか?

ガラクティア

期間: 5/7~10/1 (計6回)
役回り: PL

 ローグライク的な味がするととらいばーる内で話題になった同人システムガラクティアでちゃんと成長やってみたいよね?で始まったオリジナルキャンペーンでした。シナリオに関連はそんなに無く、とりあえず何かやって成長を楽しむキャンペーンです。なんかGMが別の面子でキャンペーンをやるために、シナリオ調整のテストプレイ代わりに先に遊ぶ卓だったらしいです。月1回やって、僕達の卓の翌週にもう1卓やってたみたいです。
 ガラクティア乗りたちの村をランダム表で振った結果、名前が緑の自治区になり、原因不明の病が流行ってるという設定になったので、共産主義の村で公害的なやつのせいで村が滅びかけてるけどそういうのを知ってるのは上層部だけというヤバい設定のキャンペーンになりました。成長でお薬を毎回支給して貰えるようになったり。悪ノリは楽しい。

D&D2024 フォーゴトン・レルム探訪

期間: 5/23~8/22 (計9回)
役回り: PL

 D&Dの新バージョンであるところのD&D2024が本国でPHB/DMG/MMが出揃ったあたりのタイミングで、DMがD&D2024の新要素の拠点(Bastion)ルールを入れて味見してみたいって言って立った卓です。D&D Beyondでブラウザ翻訳を使いながらルールを読んだりキャラシを作ったりして遊びました。
 シナリオは昔にD&DとMtGがコラボして出されたフォーゴトン・レルム探訪キャンペーンです。ぼくはMtGやったことないし、巷の評判ではMtG要素少ないって聞いてたのでそうなんかーと思って参加しましたが、他のMtGやってるPLたちはMtG要素を感じ取ってて面白かったです。D&D2024の味としては、拠点ルールはちゃんとそれ用の当て書きキャンペーンとかで遊ばないと難しい味だなーと思いました。でも他の部分では武器マスタリー(Weapon Mastery)の効果で近接攻撃の幅が広がってたり、ヒーリングワードの回復量が2d4になってたりと、データがかなりPCに優しくなっていたのでもう全部D&D2024でやりたいです。早く日本語版も出してくれ~~~。

ラストレクイエム エンジェル・スレイヤー

期間: 6/17~9/24 (計6回)
役回り: PL

 ラストレクイエムのSSSのひとつエンジェル・スレイヤーのキャンペーンでした。ラスレクの卓募集が出てて、サプリが出てからしばらく遊んでないな~と思って参加した卓で、遊んだ後に「この後3話分続くキャンペーンなんですけどやります?」って言われて始まったキャンペーンでした。初期作成だと構成が難しかったので、最終話でやりたい構成できたので良かったです。
 内容としては、ラスレク世界における天使であるところのルシファーをテーマにしたキャンペーンっぽかったです。過激な堕天使たちをしばき続ける感じのキャンペーンでした。ぼくは全話とも聖伝教会天啓派のルシファーをやったんですが、出てくる堕天使たちをディスる語彙がだんだん足りなくなって困りました。

パラノイア

期間: 10/17~11/8 (計3回)
役回り: GM

 パラノイアの新版であるパラノイア・パーフェクトエディションが発売され、遊んでみたらかなり遊びやすくなってて面白かったので、そのままの勢いで前の版のリブーテッドのルルブに載ってるミッションブックのキャンペーンを遊んだやつです。市民、より完璧になったパラノイアで遊びなさい。
 遊んだのはリブーテッド版のサンプルシナリオだったので、リブーテッド版のルールや世界観が理解しやすいような話の構成でした。パーフェクトエディションとは細部が違ったんですが、まあ遊ぶ上ではGMが言うことが正しいので何も問題ないですね。PLにパラノイア初心者がいたので、そういう意味では世界観を「わからせ」するのにいいキャンペーンだったような気もします。一部パーフェクトエディションでリストラされた設定があったので、その辺の説明がちょい面倒だったぐらいですね。第一話のシナリオのあの演出をVRで用意して、PLに嫌な気持ちになってもらったアルファコンプレックスを理解してもらったのでGM的には大満足でした。

呪印感染 十の災い

期間: 8/31~未完 (現6回)
役回り: GM

 呪印感染の公式シナリオ集「十の災い」のキャンペーンです。まだ完走してなくて、12/9時点で5話が終わったところですね。呪印感染というシステムは10回災いを乗り越える(TRPG的に10話遊ぶ)ことで願いが叶うという設定なんですが、10話遊んだときの処理はGMと言えども10回遊ぶまで読むなとルルブに書いてあるので、そこを読むために公式キャンペーンを遊ぼうの会です。
 呪印感染はキャラが死んだら、そのキャラの大切な人に呪いが移って次のPCとして扱うというルールなので、誰が最初に死ぬかな~と楽しみなんですが5話時点ではまだ誰も死んでません。出目が振るわないからか、はたまた運用を間違えてるからなのか、これキャラを殺せないのでは? という気がしてるので、キャラロスト時の演出ができないかもしれません。キャンペーンは折り返しを過ぎたので、伏線回収が始まったり最終話に向けての仕込みが始まったりしてて良いです。楽しみ~。

神我狩 少女を焦がす熾火

期間: 12/3~未完 (現2回)
役回り: PL

 神我狩の公式キャンペーン「少女を焦がす熾火」です。まだ始まったばかりで、12/9時点で1話が終わったところです。神我狩の最後のサプリ「神化の誓約」が発売され、そのキャンペーンを来年から遊ぶんですが、「神化の誓約やるのに少女を焦がす熾火やってないのは嘘でしょ」って言われたのでその人がGMで立ててくれて遊び始めました。来年頭は熾火と神化の誓約を並走します。  まだ始まったばかりだから卓の内容は何も語るところはないですが、高レベルを見据えたキャラ作成が大変で産みの苦しみをうけました。苦しかったけどまあまあ活躍できそうなキャラになったので、キャンペーンで考えてた構成が活かせるか楽しみです。

おわりに

 今年遊んだキャンペーンの振り返りでした。ここに書いたやつで10個、年内で開始~終了までやったやつでも7個も遊んでました。VRで遊んでないやつも1つ2つあるので遊びすぎですね。
 TRPGは単発のシナリオを遊ぶのも楽しいですが、キャンペーンも成長やキャラの深堀りができて面白いので、機会があればたくさん遊びたいです。難点は、キャンペーンを遊ぶと他の卓を入れる日程が少なくなってしまうことですね。みなさんもキャンペーンの入れ過ぎで日程が枯渇しないように気をつけましょう。

2025年のVR-TRPG

 この記事は VRTRPG Advent Calendar 2025 の初日の記事です。
 2日目の記事担当は †真けわーい† さんで、『アリアンのキャンペーンメインで今年の卓振り返り』です。まだ枠は空いてるので、参加したい人はぜひ何か投稿してください。

adventar.org

 こんにちは。VRTRPG のオタクこと、よっしーです。

 2021年からアドカレで VR-TRPG の状況に関する記事を書いていますが、過去の記事内容古くなってきてるので、来年あたりに改めて同じテーマで書き直そうか悩んでいます。

 今年のテーマは 「VRTRPGのプレイスタイル紹介」 です。


 最近は VRTRPG の認知度が少しずつ高まってきたように感じます。しかし、じゃあどういう認識なのかと言うと「VRゴーグルを被って探索する」とか「キャラのアバターを用意しないといけない」とか「ワールドを用意しないといけないからアドリブ演出ができない」とかの“部分的なイメージだけ”が先行しているように感じます。もちろんそういう遊び方もありますが、VRTRPGの遊び方はそれだけではありません。「“あなたがやってみたいVRTRPG”があるかもしれないのになー」と思いながらいつも声を上げてます(が、ほぼ気づかれません)。

 そこで今回は、VRTRPGの遊び方を整理してプレイスタイルとして紹介してみます。「興味はあるけどハードルが高そう」と思ってる人が「こんな遊び方ができるならVRやってみたい」という気になってハードルを乗り越えてくれたら嬉しいです。

 なお、プレイスタイルの区分けについては、過去に VRTRPG シナリオを書いていた ぐだぐだぶとん さんや、そのサークルメンバーの 逆路 さんが「主観型」と「俯瞰型」の2分類で論じています。ただ、同じ主観型・俯瞰型でも実際にはもっと味の違う遊び方が存在すると思うので、今回はぼくの独断と偏見でより細かく分類してみました。

スマホでも遊べるVR-TRPGの作り方!【cluster】|逆路 直樹


VRTRPGのプレイスタイル紹介

 一言でVRTRPGと言っても、現在はいろんな遊び方があります。たとえば、等身大のダンジョン内を探索しながら自分の足で冒険する遊び方から、現実ではあり得ないミニチュアマップを展開してその上でコマを進めて遊ぶ遊び方など、遊び方は様々あります。遊び方が違うのに同じVRTRPGという呼称だと分かりづらいんじゃ?と言われたことは何度かありますが、呼称を分けて遊べるほど認知度が無いため人口がおらず、最初から最後まで同じスタイルで遊ぶこともありますし、場面ごとにスタイルを使い分けて演出している卓もあるので、それらを丸ごと含めてVRTRPGなのかなと思っています。この記事で紹介しているプレイスタイルは現在VRTRPGとして遊ばれているものの一例だと思ってください。

 また、今回紹介するプレイスタイルは主にGM視点からの卓のプレイスタイルを取り上げます。PL側でもキャラクターをVRアバターとして用意してRPをする遊び方や、普段のVRの姿としてコスプレをする人、2Dの立ち絵イラストを描いて持ち込んでくる人とかもいますが、卓全体の雰囲気はGM視点のプレイスタイルに左右されやすいと思います。PL側のプレイスタイルについては気が向いたら別の記事で書くかもしれません。

 なお、これから紹介する名称は この記事のために僕が勝手に名付けた分類なので、現在VRTRPGをやってる人に言っても伝わりません。ここの分類分けを前提に話をしたい場合はこの記事を読ませてください。

没入探索型

 VRワールドを等身大スケールで構築して、町や建物、ダンジョンなどの中に入り込んで歩き回って探索するようなタイプのプレイスタイルです。おそらく皆がVRTRPGと聞いて思い浮かぶのはこの形式だと思います。

 このプレイスタイルの最大の特徴は何と言っても「見ただけでわかる」ところです。デカい敵が出てくるならクソデカ3Dモデルを出せば「デカい!」ってなりますし、ダンジョンの中に入ったら部屋はどうなってますか? みたいな描写も実際に中に入っていったときに置いてあるモノを見たら一目瞭然です。現実世界じゃ用意できない場所やモノなんかも用意できるので、別世界に浸りたくてTRPGをやってる人はより楽しめるのかもしれまん。

 一方、シナリオの舞台をVRで再現するにはGM側にかなりの労力がかかります。オフラインでミニチュアのマップを用意したり、オンラインで美麗なルームを用意するのと同じように、VRで演出に合わせたワールドを用意するには手間がかかってしまいます。多少はツール側や既製の3Dモデルなどで手間を削減できるでしょうが、それでも必要な箇所のワールドを作るのは大変です。また、場所を移動しながらセッションが進行していくので、渡されたものをなるべく持ち運ぶ必要があります。各VRTRPG環境ではカバンシステムを用意したりして対策していますが、それでもカバンに入れ忘れたりなどで置いてきてしまうことがあり、気をつけなければなりません。

 そういう欠点はありつつも、なんだかんだ言って没入感を求めてVRTRPGを遊んでる人も多いと思います。みんなが求めるVRTRPGの遊び方ですね。もっと手間無く遊べるようになると嬉しいです。

利点:
・没入感がスゴい。*1
・見栄えが良いので関心を引きやすい。
・スケール感や敵の恐ろしさなどを視覚情報で演出しやすい。
・PC視点の視界や視線などのルール処理が見たままなため説明が不要。

欠点:
・(GM)シナリオを再現する舞台や小物を用意するのが大変。
GMが口頭で描写をしているときにPLがワールド内のものに気を逸らされる可能性がある
VR内で移動するので持ち物を忘れないように気をつける必要がある。
VR内で動き回るため、人によってはすぐに酔ってしまう。
・戦闘などで位置関係が重要なときに、現在位置を覚えておくのに工夫が必要。
・(GM)アドリブで生えた場所や描写などを描写するのに向いてない。

無演出型

 前述の没入探索型は演出を凝る遊び方な一方、VR的な演出は何もせずにキャラシやハンドアウトなどだけを使って遊ぶプレイスタイルが無演出型です。だいたいオフセやオンセをVRでやってるだけのイメージです。

 VR的な演出しないならVRでやる意味無いじゃん、と思うかもしれませんが、オンライン上でオフセ的に遊ぶことができるので超オススメしたいです。VRで遊ぶ上での準備も普通のオンセやオフセと同じようにキャラクターシートハンドアウト、サマリーの準備などでできます。VRTRPGを遊ぶハードルがもっとも低い遊び方と言えるでしょう。準備するものも当然少なくなるので、たくさんTRPGを遊びたいGMでも手軽に準備できて遊ぶことができます。

 このプレイスタイルは当然ですが、VRでやる意味あるの?と参加者が思うことが多いんじゃないかと推測してます(実際にどう思われてるかはよくわかりません)。この遊び方でやってるGMVRで遊ぶのが楽だと思ってるのでこの遊び方で遊んでるでしょうし、PLも変にハードルが上がらないので気軽に参加してほしいです。他の不便な点はTRPG共通だったりVRTRPG全般の話になるので割愛。

 この記事の冒頭で述べた通り、遊び方は場面や特定シーンで使い分けたらいいので、まずは無演出型で遊んでみて、VRで遊ぶことに慣れてきたら他のプレイスタイルの要素を少しずつ取り入れて行くと次第に自分のやりたい遊び方ができるようになると思います。あと手軽に遊べるのでいっぱいTRPGを遊べます*2。オススメです。  

利点:
・ハードルが低い。
・(GM)準備のイメージがしやすい。
・移動しないので酔いづらい。

欠点:
・参加者がVRTRPGに求める期待を満たせない可能性がある。
・見栄えが悪い。
VRでやる意味無いじゃんって言われる。うるせ~

イージスゲームを遊んだときにサマリーとかを並べてる様子

劇場型

 このプレイスタイルは、描写の際にVRの背景ワールドを展開し、描写の場面が切り替わるときに合わせて背景ワールドを切り替えて遊ぶ方式です。演劇などで場面切り替えの際に舞台背景が変わるように遊ぶから劇場型と呼んでみました。ファンタジーの村が舞台だからファンタジーの村っぽいVR背景、現代日本の街が舞台だから現代日本の街っぽいVR背景という風に切り替えて遊びます。従来のTRPGで、場面をイメージしてもらうときに写真やイラストを用意してるのをVRワールドレベルでやるイメージですね。上述の没入探索型ほどVRワールドを再現しないけど、無演出型でやると味気ない、みたいな人がやってる遊び方だと思います。

 没入探索型との違いは「ワールド内を移動しない」という所がポイントだと思います。細かいオブジェクトや建物、地形情報などはVRで用意しないという前提で遊ぶので、突然のアドリブで適当な描写をしてもVR内オブジェクトと一致しないのは当然なので困ることもなく、事前に背景ワールドのプリセットを用意しておけば場面転換の際に見栄えの良さをある程度担保できます。また、背景には情報が無いので、自然とGMの喋りに注目してもらえるのも嬉しいポイントですね。PC同士やNPCとのやり取りを中心に扱うシナリオだと映えそうな気がします。

 この方式の欠点は特に思いついて無いですが、強いて挙げるのであれば、「それっぽい背景ワールド」を用意するのが手間だというところでしょうか。それでも、没入探索型のようにシナリオの舞台を再現するよりかは遥かに手間が減らせると思います。また、各プレイ環境でプリセット背景みたいなのがたくさんあると思うので、それを使うのもいいですね。慣れてくると無演出型と同じ手間で遊べるようになるので、ちょっとVRらしさを出したいな~というときにオススメです。

利点:
・手間が少ない。
・見栄えが少し良くなる。
・移動しないので酔いづらい。
GMの話に集中してもらいやすいかも。
・一度作った背景ワールドを別のシナリオに流用しやすい。

欠点:
・(GM)それっぽい背景ワールドを用意するのが少し手間。
・没入感はたぶん無い。

ソード・ワールド2.5で海が舞台のシナリオを遊んだ卓。浜辺っぽい背景に変えたけどシナリオでは全然船にのって海上に乗り出してた。

ミニチュア型

 オフラインで卓上にマップを広げてコマを置いたりして遊ぶのをVRでやるプレイスタイルをミニチュア型と呼んでみます。位置関係が重要なスクエアマップやヘクスマップを使うシステムで遊ぶときによくこの形式で遊ばれてる気がします(没入探索型で遊ばれてるときもあります)。

 ミニチュア型はオフラインでやってることの再現ですが、VRだとどんなに嵩張るものを用意しても重くないので嬉しいです。後片付けとかを考えなくてもいいのも助かりますね。また、自分のアバターをコマにして遊んだり、VRエフェクト(3Dゲーム界隈だとパーティクルと呼ばれてるやつ)をミニチュア内に用意できたりと、VRならではの遊びができます。そこまで凝らなくても、オフセやオンセで遊ぶときのように戦闘マップを画像で用意してその上にコマを配置するだけでも楽しめます。

 この遊び方では、他の遊び方に比べるとスケールが小さくなってしまうので、細かい操作に慣れていないと少し面倒ですね。特に、VRゴーグルを使わずに遊ぶデスクトップモードだと遠近感が無いため、コマを思った場所に動かしづらいです。また、凝ったミニチュアを用意するには没入探索型と同じように労力がかかります。現実のようにミニチュアに塗装などを行うのは難しいので、オリジナルのコマを用意しようとするには工夫が必要です。

 ミニチュアで遊ぶのはオフラインに近いTRPGらしさが味わえてとても良いです。オフラインセッションの代替としてVRTRPGで遊んでみてみるのもどうでしょうか?

利点:
・位置関係を把握しやすい。
アバターやオリジナルのコマを用意したりして遊べる。
・手書きや画像で用意したマップでも遊べる。
・(GM)現実でやると嵩張って困るようなものも気兼ねなくやれる。

欠点:
・細かい操作に苦労する。
・ミニチュアやコマを用意するのが大変。

ログホラで遊んだときの戦闘マップ。氷の壁に囲まれている。

物ボケ型

 没入探索型や劇場型ではVRワールドという大きいスケールのVR演出について注目しましたが、反対に手で持てる大きさ程度の小物を使って演出をするプレイスタイルを物ボケ型と呼んでみましょう。各VRTRPG環境では気軽にオブジェクトを取り出せるので、GMが特に用意してなくても演出に合う小物をPLが取り出して演出に使い始めたりします。TRPGをやる人間はそれっぽい小物があれば勝手に色々ネタを生やしますからね。そのネタをアドリブで採用したりして演出をできたりすると面白いかもしれません。

 VRでは身振り手振りが行えるので、剣を出すとPLが切っ先を敵に向けて口上を述べたり、酒場で喋ってるときは木製のバルに口をつけて酒を呑むロールプレイをしたりできて雰囲気を演出しやすいです。また、過去にキルデスビジネスで遊んだときは、適当に取り出したアイテムをネタにCMの演出を要求する酷いヘルPもいました(とても盛り上がりました)。この遊び方の問題は、PLGM含め色んなオブジェクトにどんなものがどこにあるのかを把握していないとぱっと取り出せないところですね。いっぱいVRで遊んで色々なオブジェクトを知ってください。

利点:
・気軽に取り出した小物から思いつく演出のアドリブが楽しめる。
・身振り手振りを混じえたロールプレイをやりやすい。
・(GM)適当な無茶振りするときにネタを思い付きやすい。

欠点:
・どんな小物がどこにあるかを把握しないとやりづらい。

サタスペで野球観戦するシナリオで「この回20点取れ」のプラカードを出したときの卓。巨人はザコ。

アバター統一卓

 オフセでコスプレして遊ぶように、オンセで立ち絵の格好を揃えて遊ぶように、VRTRPGでアバターを揃えて遊ぶことがあります。アバター統一卓と呼んでます。VRで遊ぶ際には参加者はアバターという姿でVR空間に出現する必要があるので、せっかくだし卓に合わせてしまおうというやつですね。VR界隈にはアバター販売市場が出来上がっているので、同一ストアのアバターで統一したり、特定衣装で統一したりといろんな統一のネタがあります。

 この遊び方では何と言っても、お気に入りのアバターだったり衣装だったりを同卓メンバーで統一して遊べるので一体感が生まれます。過去にはYOYOGI MORIアバターでフタリソウサやシノビガミを遊んだり、ろぽドロシーアバターでウタカゼやまりんちゅライフ!を遊んだり、アイドル衣装合わせでビギニングアイドルを遊んだりしました。VRoidで特定モチーフを取り入れたアバターを用意してもらうのも面白いかもしれませんね。

 この遊び方の問題は、PL全員が特定条件のアバターを用意する必要があることです。統一する内容によっては、アバター改変やアバター自作などもできる必要があるかもしれません。販売アバターを条件にする場合は当然お金がかかります。VRならではの遊び方ですが、募集段階で参加者を篩にかける気持ちで卓を立てましょう。

利点:
・お揃いで遊べるので一体感を感じやすい。
・普通のTRPGの遊び方とは違う気持ちになるので目新しい。

欠点:
・(PL)アバターを用意できる技量が必要。
TRPGに関係ないところで金がかかる。

シノビガミをYOYOGI MORIアバター統一で遊んだ卓。顔がいい。

バクラTRPG

 みなさん、遊戯王のバクラTRPG編はご存知ですか? RPGのコマの中に遊戯たちの精神が閉じ込められた状態でTRPGを遊ばされる闇のゲームを遊ぶ話です。この遊び方でTRPGをやりたいですよね? VRでならなんとできます。巨大なGMが盤面を見下ろし、その中に小さなPLたちが入り込んで遊ぶような遊び方です。言うなれば、PLは没入探索型で遊び、GMはミニチュア型として進行して遊ぶプレイスタイルです。遊戯王のマンガを読んでTRPGについて知った人も多いと思います。バクラTRPG編みたいな遊びができるよ! VRTRPGやろう! 大変さは没入探索型とかミニチュア型とかと同じなので割愛。 

利点:
・バクラTRPG編みたいに遊べる! うおおおおおお!!!

欠点:
・没入探索型とミニチュア型の両方の欠点が降りかかる。

CoCでエジプトの遺跡を探索した卓。PLは小さくなってマップに入り込んで探索してた。

まとめ

 VRTRPGとして遊ばれてるプレイスタイルを区分けして7つぐらいに言語化してみました。たぶんここで紹介してない遊び方とかもあると思います。VRでテキセをやる遊び方とか、VRでアクションしたりして遊ぶ遊び方とかも存在する気がしましたが、この辺はあまり研究されてなくてノウハウが固まってない気がするので今回は割愛してます。やる気がある人は遊びやすい方法論を確立してみてください。  ここで挙げた遊び方のどれかをやってみたくなった方はぜひVRTRPGで遊んでみましょう!

*1:ところで没入感って何ですか? ぼくはよくわかっていません。

*2:ぼくは今年はPLGM含め50システム強、日程換算で140日強遊んだらしいです。

Resoniteへアバターを5分でアップロードする方法

「Resoniteを始めたけど、アバターのアップロード方法がわからない」
そんなあなたに、たった5分でアバターをアップロードする方法を紹介します。
難しい設定やツールは一切不要です。手軽に始めましょう!

1. BoothでResonite対応アバターを探す

まずは、アバターを入手します。
Boothで「ResonitePackage」を同梱しているアバターを探しましょう。

booth.pm

購入またはダウンロードすると、.resonitepackage というファイルが手に入ります。

今回はnecoco.KTYさんの「ドワおじ」を例として用います。ドワおじはいいぞ。

kty.booth.pm

resonitepackageが配布されているresonite版をダウンロード

resonitepackageが入っているresonite版をダウンロードします。今回はzipで配布されてたので、zipを解凍します。
中に.resonitepackageファイルがあることを確認します。

.resonitepackageファイル

2. Resoniteを起動する

次にResoniteを起動します。
ログインして、ホームワールドなど好きな場所を開いておきましょう。

3. ResonitePackageをResoniteへドラッグ&ドロップ!

  1. で入手した .resonitepackage ファイルを、Resoniteのウィンドウにドラッグ&ドロップします。
    すると、アバターの読み込みが始まり、目の前にモデルが出現します。

.resonitepackageをドラッグ&ドロップ

4. アバターを着る

アバターに対して、クリックまたはトリガーで、「アバターを着る」というメニューが表示されます。
そのメニューをクリックまたはトリガーすると、アバターを着ることができます!

アバターを着る

5. インベントリに保存する

最後に、EscキーまたはA/Xボタンでダッシュメニューを開き、インベントリのメニューを開きます。
上部の「現在のアバターを保存」ボタンを押してインベントリへ保存しましょう。
上部の同期メッセージが「同期完了」になればアップロード完了です!

インベントリ → 現在のアバターを保存

6. 既定のアバターに設定

アバターアップロードの手順ではないですが、ついでに解説します。
インベントリにアバターを保存しただけだと、他のワールドへ移動したときに毎回アバターを着ないといけません。
そこで、お気に入りのアバターは「既定のアバターに設定」しておきましょう!

先程保存したように、インベントリを開きます。
すると、保存したアバターのアイコンが表示されているはずです(※なぜか上からの写真になってしまいます)。
そのアバターをクリックまたはトリガーで選択すると、上部のメニューが一部変わります。その中の「既定のアバターに設定」を押してください。
するとアバターのアイコンの背景が紫色になります。
これで他のワールドへ移動したときにも最初からアバターを着れるようになります!

インベントリ → アバターを選択 → 既定のアバターに設定

これでアバターアップロードはおしまい! Resoniteを楽しんでください~

アバターアップロードおしまい!

7. オマケ:ResonitePackageの作り方

ResonitePackageが用意されていないアバターのアップロードは5分じゃ終わりません。悲しいね。

ResonitePackageを作る方法は、2025年10月10日現在だとModular Avatar - Resonite supportを使う方法がそこそこ簡単です。

dinosaur-fossil.hatenablog.com

あるいは、ResonitePackage以外の方法でResoniteへアバターセットアップをして、次の記事の手順でResonitePackageとして出力してください。

note.com

Resoniteでのアバター設定のトラブルシューティングは下記の記事に色んなネタが書いてあります。参考にしてください。

note.com

VRoid を Resonite に入れる手順(XAvatar、Modular Avatar使用)

はじめに

Modular Avatar - Resonite support (以下MA-reso) を使って Resonite にアバターを入れる手順が整いつつあるので、VRoid を MA-reso で入れる手順をメモとして残しておきます。

VRChat 向けのアバターについては、別の記事に手順を書いています。

dinosaur-fossil.hatenablog.com

0. 流れ

VRoid Studio の着せ替え機能を使って、XAvatar でエクスポートします。 それを Unity に読み込み、シェーダーを lilToon に変換した後、Modular Avatar で ResonitePackage にして Resonite にインポートします。
その後、目の動きと髪の揺れを調整して終わりです。

※Modular Avatar - Resonite support で入れたアバターは自動的にプロテクトがかかるので、他の人が使用したり保存したりすることはできません。ResonitePackageファイルを他人に渡してしまうとその人が使えてしまうので、ファイルを他人に渡すのはやめましょう。

1. VRoid Studio の「着せ替え機能」で XAvatar をエクスポート

着せ替え機能のはじめ方(着せ替えを楽しむ方へ) – VRoid ヘルプ

VRoid Studio の着せ替え機能

1) 着せ替え機能のメニューを開く
2) 新規作成
3) 「素体を追加」で VRoid のモデルを選ぶ
4) 「XAvatarエクスポート」でエクスポート

XAvatarエクスポート

2. ALCOM で Unity プロジェクトに入れる

※VCCと書いてある場所はALCOMと読み替えてください。

VRChatで使うには – VRoid ヘルプ

1) ALCOMXWear Packager を入れる
2) プロジェクト作成 → テンプレート: VRChat Avatars → 作成する
3) パッケージで下記をインストール

4) UNITYを開く
5) unitypackageで下記を入れる

6) VRoid > XWear Packager Window を開く
7) インポーター > インポートするファイルを選択 で XAvatar を選択
8) 「ライセンスを確認しました」にチェックを入れて「インポートを実行」
9) インポートしたアバターの prefab をシーンに置く
10) Tools > OcutanBot > マテリアル変換「MToon⇔lilToon」 を開く
11) アバターを選択して「選択したアバターをコピーしてlilToonに変換」
12) Tools > NDM Framework > Show NDMF Console を開く
13) Avatar に lilToon に変換したアバターを選択
14) Avatar platform を Resonite にして「Build」
15) 「Copy to Clipboard」または「Save As...」

3. Resonite に入れて調整

1) Resonite を起動
2) アバターインポートするだけのワールド を開く
3.a) 「Copy to Clipboard」してたら Ctrl+V で貼り付け
3.b) 「Save As...」してたら resonitepackage を Resonite にドラッグ&ドロップ
4) Modular Avatar 専用 Eye Swing 設定 を取り出して 5 以下に設定
5) Modular Avatar 専用 ダイナミックボーンエディター を取り出して調整
6) インベントリにアバターを保存

その他

操作方法とかで困ったら下記の記事とかを参考にしてください。

wiki.resonite.com

note.com

note.com

オフラインイベントにVRTRPG体験会の出展をした話 #TGFF2025

こんにちは、とらいばーるのよっしーです。
8月10日(土)に開催された Table Game Fun Festa 2025 (TGFF2025) に、VRTRPGサークルとらいばーるとして出展してきました。
去年の「TGFF2024春祭」に続き、2回目のオフラインイベント出展です。

今回の出展では、30分に1回・体験者2名ずつのVRTRPG体験会を全15回開催しました。総抽選者数は64名、ユニーク抽選者数は45名で、そのうち22名に実際に体験していただきました。特に14時の回は13名もの応募をいただき、大変盛況でした。抽選で落選してしまった方は申し訳ありませんでした。

この記事では、今回の出展に際して考えたことや企画の意図、当日の様子などを書いていこうかと思います。

出展の目的とコンセプト

ぼく個人としては、2020年ごろからVRTRPGの宣伝活動を続けています。しかし、VRの面白さは言葉や写真だけではなかなか伝わらず、実際に体験してもらう他無いのではという気になってきています。そこで、今回TGFFに出展する上で、「まずはVRを体験してもらう」 ことを最優先に企画しました。

TGFFは「いつ来てもアナログゲームが遊べる」場を目指しているイベントだと感じています。ぼく自身も2016年ごろから一般参加者として参加したこともあります。VRTRPGサークルとして出展するなら、この理念に沿って来場者がすぐ遊べる形にしようと思って、去年と今年と出展内容を決めています。

去年は1時間に1回のペースでしたが、今年は30分に1回としました。より多くの人に体験してもらい、とらいばーるの活動を知ってもらうためです。また、前回はVR機器とノートPCの両方を用意していましたが、今年はVR機器のみに絞りました。理由は、やはりVR機器を装着して遊んだほうがワクワク感や没入感が段違いだからです。本当はVR機器が無くてもVRTRPGを遊ぶことができることも広めたいのですが、去年の感触として参加者が求めているものとはズレている気がしたので諦めました。

体験会の設計と工夫

VRTRPG体験会の30分枠としましたが、体験会としては、VR機器の説明・装着には10分前後かかります。そのため、残りの15〜20分でTRPGを成立させる必要がありました。

そこで参考にしたのが、15分で遊べるTRPG「The FIFTEEN」です*1。そのシステムデザインをヒントに、体験会用システムを制作しました。制作時に意識したポイントは次の通りです。

  • ロールプレイ時間を短縮し、進行をテンポよく
  • 探索範囲を明確化し、無駄な寄り道を防ぐ
  • 時間切れでも強制的に終了できる構造
  • VRならではの演出を多く盛り込み、短時間でも印象に残す

この設計により、短時間でも十分な満足感を提供できるコンテンツに仕上がったと思います。当日の参加者からも「身体が自由に動けて楽しい」「VRTRPGは初めてだったけど楽しかった」と好評でした。

また、TRPGを始める前のVRの操作説明から、VR側にスタッフを置いてVRで説明をしてもらいました。これは現実問題として説明するのはVR側の方がやりやすいというのもありますが、VRをやってみないとわからない「VR空間でのコミュニケーション」を体感してもらう狙いもありました。

当日の様子

当日は、現地会場に5人、オンラインのVR側に5人のスタッフが連携してイベントを進行しました。現地では体験者のサポートや機材管理、オンラインではVRでの操作説明やGM役を担当し、スムーズな体験提供を目指しました。

ぼくは体験者の横でVRゴーグルの付け外しやヘルプを行い、参加者のみなさんが楽しんでいる姿を間近で見ていました。午前中は何度か機材トラブルでご迷惑をおかけしましたが、午後からは安定して進行できて安心しました。

体験中の様子はブース前のディスプレイに中継し、参加者用ノートPCからも見られるようにしました。通りがかった方が「この映像はVRの様子を中継しているの?」と足を止めてくださることもありました。

さらに、体験していただいた方には、お土産写真がダウンロードできるQRコードをお渡ししました。これは去年から続けている仕掛けで、自分がアバター姿で動いている様子を確認でき、感想をSNSに投稿してもらいやすくする狙いがありました。実際に感想もいくつか投稿していただきました。ありがとうございます。

30分に1回のペースで体験会をやるのは実際は時間の余裕が無くてギリギリでしたが、なんとかやり切れてよかったです。

感想

今回の出展で、短時間でもVRTRPGの魅力を体験してもらえたかと思います。一方で、前回と比較して、自宅でVRTRPGをやってみたい人への説明をするタイミングが少なかったかなとも感じました。 とらいばーるは来る者拒まずのコミュニティですので、興味があればぜひVRTRPGの世界に飛び込んでみてください。

イベントで使った体験会シナリオは、VRプラットフォーム Resonite でいつでも回せます。やってみたい方は、ぜひお声がけください。

note.com

最後に

TGFF2025に来た方は、普段はVRとかとは縁遠い方が多かったかと思います。そんな方たちへ、VRTRPGを遊ぶという新しい遊び方を知ってもらい、興味を持ってもらえたなら、出展した意義があったと思います。 出展に際して様々な調整をしていただいた運営スタッフの皆様、テストプレイ協力や費用の支援をしてくださったとらいばーるやResoniteの方々、そしてブースに立ち寄ってくださった皆様に、心より感謝します。

次回も出展する機会があれば、多くの人にVRTRPGの世界を体験していただければと思います。 それでは、またVRで会いましょう!

ブースのフォトグラメトリを撮影して3Dモデル化し、イベント後にVRに持ち込んでアバターで撮った写真

*1:イベント当日に作者の芥邉先生がThe FIFTEENを回すのは知りませんでした。